大宮・さいたま新都心にございます「おおしま整骨院」の大嶋でございます。
今日の夜ご飯は「ラーメン!」と意気込んでいましたが、
思いのほか昼食で胃が重くなってしまい、今日は断念です。
そんなお年頃です。
そんなお年頃に見え始める「変形性膝関節症」について、
書いていきたいと思います。
1.「変形性膝関節症」は炎症が痛みを引き起こす
軟骨に負担がかかってすり減ると、軟骨の摩耗片の分解物によって関節の中で炎症が起きることが分かっています。
加齢とともに、軟骨は黄色くなって、徐々に弾力がなくなってきます。
そうなると軟骨が摩耗しやすくなります。
膝関節は、 関節包という袋に覆われており軟骨がすり減ると、
軟骨の摩耗片により、関節包の内側にある 滑膜 という膜に炎症が起きます。
炎症はもともと組織を修復するための反応で、
軟骨を修復するために起きるのですが、
炎症の過程で、関節周囲が腫れたり、痛んだりします。
また、関節は関節包に包まれた袋になっています。
関節包には常に数ccの関節液があり、軟骨に栄養や酸素を与えています。
そして関節の中で炎症がおきると、この関節液が増えます。
実は、この増えた関節液が、いわゆる「水」が炎症の結果です。
炎症が起きることで痛みが出てくるのです。
炎症が起きた状態で軟骨に負担をかけると、また炎症の元になるという悪循環に陥ります。
軟骨が摩耗し、炎症がずっと続くと、骨にも影響が出て、骨が硬くなったり、余分な骨ができてきたり、骨がすり減ってきたりします。
それが、変形性膝関節症です。
2.「変形性膝関節症」のケア
内側の靱帯が痛む、内出血を起こしている場合は要注意です。
急な痛みや腫れには「まずは安静」
膝痛になる要因として多いのは、日ごろ行わない急な負担をかけた時です。
その負担によって膝の中で炎症が起き、痛み、腫れ、水がたまります。
そうした場合、まず大事なことは、それ以上の負担をかけないことです。
普段から運動を続けている人は、痛みがあっても無理に運動を続けがちです。
痛みが持ち越すようなときは、運動を中止して、
膝や筋肉を休ませてください。
生活の中での必要最小限の動きにしていれば、
炎症が治まって痛みが徐々に引いてきます。
3.「変形性膝関節症」の予防
膝の痛みを放置しておくと、炎症が続いて軟骨や骨が徐々に傷んできます。
O脚になってしまうと、軟骨への負担が強まるので、なかなか元へ戻すことは困難です。
予防として痛み始めの段階でケアをすることが大切です。
効果的なのは筋力をつけることです。
これは筋肉がしっかりすることで、
関節が安定した状態で動き軟骨のすり減りを抑えられるからです。
膝関節に関する筋力の動きは主に3つの役割があります。
①関節を動かす
②関節を安定化させる
骨だけではバラバラに。靭帯でつながっていてもグラグラします。
筋肉にしっかりおおわれることによって安定化します。
③関節面への衝撃を緩和する
足がつくタイミングに合わせて、わずかに膝を曲げることにより緩衝します。
筋力の増強により、この緩衝作用が働きやすくなり、
関節面の負担も軽減することにつながります。
また、肥満は膝痛の重要な発症要因、進行要因になるので、
太り過ぎには注意が必要です。
4.当院では
当院では、少しでも負担を軽くし、元気に歩くことができる状態を保つための
整体、ストレッチ、運動療法などを取り入れ施術を行っています。
「変形性膝関節症」だから、「変形性膝関節症」と言われたから、、
「もうどうしようもない」
ということは決してありません。
硬くなってしまった筋肉をほぐし、
しっかりとストレッチをして動かしやすい身体を作り、
正しい身体の動きを身につければ、
「痛みの出にくい」膝を作ることは、出来るはずです。
あきらめないでご相談ください。
外科的療法で、痛みを抑えることは可能ですが、
身体の改善・今後の予防にはリハビリ・筋力の増加
身体のバランスを整えることがとても重要になります!
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